トップ > 見る/知る >  日坂・東山 >  久延寺

久延寺

小夜の中山峠の頂上付近に位置する古刹です。
関ヶ原合戦のきっかけとなる会津上杉攻めの軍を大坂より進めてきた家康を、掛川城主・山内一豊がもてなした茶亭の跡地や、その礼に家康が植えたとされる五葉松の跡が残されています。
また夜泣石伝説ゆかりのお寺としても有名です。

「夜泣き石」伝説
その昔、久延寺に安産祈願にきた妊婦が中山峠を越える途中、山賊に襲われて殺されてしまいました。お腹の切り口から生まれた赤ん坊を助けるため、母の魂はかたわらの石にのり移って泣きました。泣き声に気づいたお寺のお坊さんに拾われた赤ん坊は、お乳の代わりに水飴を与えられ、大事に育てられました。そしてその子供は立派に成長し、母の仇を討ったと云われています。
夜泣き石は現在小夜の中山トンネル脇に据えられており、伝説ゆかりの久延寺にも似た形の石がまつられています。

子育て飴
夜泣き石の伝説にちなんで生まれた「子育て飴」は、もち米と大麦を原料にした水飴です。口に入れると優しい甘味のひろがる昔懐かしい味わいは、小夜の中山名物として親しまれています。
昔ながらの製法でつくられる子育て飴は、久延寺近くの「扇屋」と小夜の中山トンネル脇の「小泉屋」で売られています。
小夜の中山峠の頂上付近に位置する古刹です。
[料金目安]
無料
住所
〒 436- 0002 掛川市佐夜鹿291

アクセス
車:掛川駅より約25分

駐車場
あり


アクセスマップ



掛川の 見る/知る