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日坂宿街並

日坂(にっさか)は東海道3大難所の1つ「小夜の中山峠」の西の麓に位置し、西坂、入坂、新坂とも書かれていました。
慶長6年(1601)徳川家康による東海道の整備にともない、問屋場が設けられ、伝馬の継ぎ立て駅として重要な存在でした。
天保14年(1843年)の記録によると、本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠屋33軒等、家数168軒、人口750人の小さな宿場町でしたが、大井川の川止めの時などは金谷宿に泊まりきれなかった旅人であふれ、かなりの賑わいであったと思われます。
大田南畝の「改元紀行」には、日坂宿の家々はわらび餅を売り、足いたみの薬、足豆散・足癒散等を売るものも多いと記されています。

宿場の東口から西口までの距離はおよそ700m。
現在の町並みには旅籠屋川坂屋や萬屋、藤文蔵、常夜灯などが残り、家々には往時の屋号を掲げるなどして町ぐるみで遺構を保全しています。
 
東海道53次 品川宿から数えて25番目の小さな宿場町
住所
掛川市日坂

アクセス
車:掛川駅より20分
バス:掛川駅北口7番乗り場「東山線」乗車。日坂宿の入り口は「八幡宮前」で下車し信号機左折。本陣跡は「日坂」下車すぐ。
※東山線の東山方面行きのバスは「古宮」「下町」には停車しませんのでご注意ください。東山から掛川駅行きのバスは「日坂」「下町」「古宮」「八幡宮前」の順に停車します。 


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