県移動知事室で「バイク・フレンドリー・ステーション」を大いにPR

7月19日(木)、袋井市可睡斎瑞龍閣において開催された平成24年度移動知事室では、静岡遠州観光ネットワーク(袋井市観光協会会長 太田忠四郎)と意見交換などが行われました。

 静岡遠州観光ネットワークの太田会長は、同会の設立経過や県西部地域の知名度アップ、観光適地として取り組むべきことについて熱く話されました。また、平野正俊掛川観光会長は、中東遠地域の小笠山麓は、静岡県内でも伊豆狩野川、浜名湖に並ぶサイクリング適地であると話し、市内の観光施設や観光協会員の店舗等に、無料で利用できる自転車空気入れと工具を設置する「バイク・フレンドリー・ステーション」事業の展開を説明しました。今後、富士山静岡空港の就航都市との交流人口拡大を目指す「空サイ(そらさい)」の取り組みについても提案しました。

 川勝県知事からは「健康志向の高まる中、お茶をよく飲むことと、サイクルツーリズムの広がりには関心が高い」と、静岡遠州観光ネットワークの取り組みに期待するお話しがありました。

 静岡遠州観光ネットワークとは・・・

磐田市・袋井市・掛川市・菊川市・御前崎市・森町の5市1町で構成され、観光の市町単独での推進には限界があるとの認識から、広域連携によるサイクリングツアー「ゆるゆる遠州ロングライド&ガイドライド」やグルメと蔵元巡りを組み合わせた「遠州グル蔵(くら)」、などの観光商品化に取り組んでいます。