また、この機会に観光PRを図るべく、掛川観光協会大須賀支部や横須賀区祭典総代会などで「遠州横須賀三熊野神社大祭PR実行委員会」を組織し、神田祭当日、同大祭や掛川市をPRします。
【横須賀の祢里と神田祭のつながり】
江戸天下祭の流れを汲む「三熊野神社大祭」は享保年間、第14代遠州横須賀城主・西尾隠岐守忠尚公によって、当時の「江戸天下祭」が当地・横須賀へ伝えられたと言われています。
横須賀の祢里の形態は、「一本柱万度型」と呼ばれ、江戸城の大手門をくぐれるように考えられています。というのも、この祢里と同様のものが、江戸中期の天下祭を描いた「神田明神祭礼絵巻」の中に見ることができます。
江戸時代、日枝神社の山王祭と、神田明神の神田祭の祭礼行列が江戸城へ入城し、これを将軍様も見物したことから「天下祭」と呼ばれました。ここ横須賀の祭りはこの天下祭の流れをくみ、江戸の祭り文化を今に伝えています。
平成8年5月、神田祭に横須賀の2台の祢里が280年の時を越えて里帰りを果たしました。
■神田祭…http://www.kandamyoujin.or.jp/kandamatsuri/
■三熊野神社大祭(掛川市ホームページ)
http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/event/mikumanomatsuri/
■問合せ先
掛川観光協会大須賀支部(掛川市商工観光課内)
電話:0537-21-1149