
先日、テレビ朝日系『ナニコレ珍百景』で、素掘りのトンネル「岩谷隧道」が「日本三大トンネル」として取り上げられ、そのあまりの狭さに注目が集まりました。
「実際に見てみたい!」という方もいらっしゃると思いますが、トンネル自体も、そこまでの道中も狭く、なおかつ現役の生活道路ですので、以下の注意事項を遵守してご来訪ください。
【注意事項】
見学や通行の際は、地域の皆さまや周辺の安全にご配慮いただき、次の点にご協力をお願いいたします。
大変狭いトンネルです。
車同士のすれ違いはもちろんのこと、幅・高さともに非常に狭いトンネルとなっております。十分注意のうえ通行してください。
隧道周辺には駐車場がございません。
お車でお越しの際は、路上駐車をせず、周辺の交通や地域のご迷惑にならないようご配慮ください。
近隣住民の皆さまのご迷惑にならないよう、静かにご見学ください。
大きな声を出すことや、住宅や私有地への立ち入りはお控えください。
トンネルは道路ですので、交通安全に十分ご注意ください。
車両や歩行者が通行する場所ですので、通行の妨げとならないよう、周囲の安全をご確認のうえご訪問ください。
足元や天候にもご注意ください。
雨天時などは滑りやすくなることがありますので、歩きやすい靴でのご来訪をおすすめします。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
発信元:掛川市マーケティング課
https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/gyosei/docs/45503.html


※撮影時の様子(奥はさらに狭いです)
【岩谷隧道について】
1,概要
名称:岩谷隧道(市道)
長さ:延長 63.80m
建設年:昭和6年
2,エピソード
岩谷隧道は、山間部の通行を確保するために、地元の人々が両側から掘り進めた工事でした。
掘削は、西口側は比較的砂質で進めやすかった一方、東口側は入口から3mほどで硬い岩盤に突き当たり、上方にも左右にも岩があって斜め上に掘れず、岩を避けながら下方へ掘り進めるしかありませんでした。現在も東側は岩盤を掘削したボコボコとした跡が残っています。トンネル内は狭く、作業できる人数も限られ、予定より日数がかかる難工事となりました。
やがて西口側34m地点で「足元で音がする」、東口側では「天井部で音がする」ことが分かり、位置を確認しながら西口側で地盤を下げて掘り進めた結果、東口の天井部が見えて貫通しました。両側から掘り進めていった結果、段差が生じてしまったのです。最後は西口側で調整してつなぎ合わせ調整しましたが、現在でもその跡を見ることができ、東側に比べ、西側は広くなっています。