
倉真地区の山林で、今年も希少な山野草「クマガイソウ」が咲き始めました。
今年は昨年より3日早い開花で、今月中は楽しめるのではないかとのことです。

(画像は過去のものです)
クマガイソウ(熊谷草)は竹林やスギ林で生育するラン科の多年草で、クリーム色に紫色の模様が入った大きな袋状の花が特徴です。
その花の形が、源平合戦で熊谷直実(くまがいなおざね)が身に着けた母衣(ほろ)に似ているとして名づけられました。
花の大きさは10センチほどあり、日本の野生ランの中では一番大きいそうです。

園芸価値も高く、近年は乱獲や盗掘によって絶滅の危険が増大しており、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
ここ倉真地区のクマガイソウ自生地では、草花の好きな方にぜひ見てもらいたいと、有志による「倉真クマガイソウ保存会」が入念な環境整備をしたうえで一般公開されています。
大切な山野草を傷つけたり持ち帰ったりすることが決してないよう、マナーを守ってご覧ください。

自生地は、新東名高速掛川PA南側山林の斜面で、新東名高速掛川下りPAから南へ約300m。路肩の駐車スペースに停めて徒歩3分ほどです。
また、倉真温泉の「こんにゃく亭」からも気持ちの良い木陰の小径を歩いて20分ほど。行き方はこんにゃく亭で教えてもらえます。
(こんにゃく亭 10:00~16:00 水曜定休 電話なし)
クマガイソウは山林の斜面に自生しているので、足元には十分ご注意ください。
